そうなるということか

今朝、会社の近くの駅から出たら、駅の前で道を聞かれた。
相手は全然日本語のできない中国人の親子。近くの病院に行きたいようです。
「う〜ん、ちょっとわからないなぁ、すいません。あ、あの地図を見ればいいですよ。ああ、これですね〜、こっちの方向ですね〜。いやいや、どういたしまして。」
と、答えました。中国語で答えたら、その家族は、ちょっと意外そうで、少し嬉しそうでした。私も中国語ができてよかったなぁ〜、と思いました。

その夜、同僚の送別会で、言葉の行き違いで中国人の同僚が少しだけ怒る場面があった。日本語にも中国語にもある言葉なんだけど、意味の深さが違う。相手(日本人側)はほんの冗談のつもりだったのに、違う意味を持って伝わってしまったようです。

中国人が増えるとか、中国が力を持つって言うのは、テレビで電気屋の炊飯器や化粧品を買しめる中国人の様子を見て嬉しいやら悔しい(と、思わされているのかしら)やらって思うだけではなくって、こういう日常での中国との関わりで小さな摩擦や、嬉しさが増えるということなのだなぁと思いました。