鳥取大砂丘という名の饅頭

趙さんの歌とトークが地元鳥取であるというので出かけてきました。行こうかなぁ、しかしわざわざ鳥取なぁ、と迷っていたのですが、先日の趙さんを招いたフォーク部の記憶や最近の鳥取の人権救済条約のこと、そして前日の日記に書いた出来事が重なり、うむ。行くなら今だろう!と判断。倉吉市鳥取市の二箇所で歌を聴きながら人々の反応を観察してきました。シャイで真面目な鳥取県の人達(笑)が笑い涙する姿はいつもにましてぐっと来た。倉吉では数年ぶりに会う友達を呼び出して一緒に打ち上げにも参加させてもらい、地元の在日外国人教育に携わっている人ともお話を。米子空港からも特攻隊が出ていたとは、そしてその空港を作ったのが朝鮮人だったとは知らなかったなぁ…。翌日の鳥取市の方は高校生主催のライブの後、同じ会場で高校で頻発する差別落書きについての糾弾会が行なわれたのでそのまま参観。う〜む。なるほど…いろいろと思う。趙さんはよく怒る。見る、聞く、遭ういろんなもの、日常レベルのことに対しても自分で判断して怒ってそれを伝えるんです。ありがとうございました。有意義な週末。
自分の出身地というのは自分が世の中を眺めるときの大きな尺の一つとなっています。それが県から下のレベルなのは、私が国内にいて、生まれ育った県を離れているから、か。