32歳

うわ〜、実家から見合い話がきた!!

仕事から帰ったら写真と「つりがきしょ」(?)が送られてきた。

写真には大きな体格のおじさんに近いお兄さんが写っている。(好みのタイプでは無いw)

返事がうっとうしいのでしばらく家からの電話を取らずにいたら、孤独死してるのではないかと騒ぎになっていた。

心配そうな留守電メッセージとメールを見て観念し電話をする。

現在結婚したいわけではないので、興味が無いと返事をすると、

母が語るのは、この話を持ち込んだ母の友達(62歳、未婚)の話。

その人が結婚しなかったばかりにいかに寂しく心細い思いをしているのか、

その人が現在一緒に住んでいる年老いたご両親を見送った後の生活をいかに不安に感じているか、

結婚しなかったことを今いかに後悔しているのかについて延々話される…。

私もこの母の友達は小さなころから知っていて生活も知っている分、この話は非常に説得力を持つ。

なんとなく想像はできるよ、将来お金もそんなになくて、周囲はみんな家庭を持つ中で年をとっていく…きっと孤独だろう。不安だろう。寂しいだろう。

なんだか久しぶりに突きつけられた「現実」だ。

あー、メンドクサイ。

こうやって面倒に感じているのは私がこの問題について昔より考えはじめているからだ。

若いころだったら笑って一蹴していたこの手の話。

それに私がもう少し年をとっていたらすぐに「会います!」と言ってるかもしれない。

今の私のこの躊躇はなんだろう。このうっとうしい気分の原因はなんだろう。

※原因を考える※
1.自然な出会いを今でもどこかで待っている。
これ、多分大きいな。といって、出会える場に出かけてるかといえばそんなことない。この部分は要努力。

2.親から自分のプライベートな部分についてあれこれ言われるのがいやだ。
纏わりつくようなうっとうしい気持ちの大きな理由は多分これ。今、相手はいるのか、とか、戻ってきても良いから一度はしてみろ、とか、重く考えずに会うだけあってみたらいいじゃないの、とか、親とはこういう話をするような関係では無かったので今ここに来てこんな個人的なことをアドバイス顔で言われるのが気恥ずかしい&引け目(紹介できるような相手もおらずすいません)を感じる。

3.「結婚」を目的で人と会うのが嫌だ。(1と同じか)
とくに嫌じゃなければあなたとやりますよ、と澄ました顔で会うような感覚。私の考えすぎかなぁ。

4.家庭の中で発生するだろう雑多なことを想像して及び腰。
「結婚」に幸せなイメージを持っていない(悪いイメージも無いけど)ので、知らない人と送る日常生活を想像して面倒になっている。すでに結婚している友達の結婚生活に対するマイナスコメントも思い出す。(その分素敵なプラスの部分もたくさんあるんだろうけども。)

5.「未婚」の同僚、友達等の存在。
数えてみると昔からの幼馴染も含めて結婚してない友達のほうが多い。結婚した人とはだんだん疎遠になるということも理由だろうけども、自分より年上で結婚してない友達とか、職場の人とかの存在を見て、安心している。

え〜っと、まとめると、「躊躇」は「他にいい人が現れるかも、いるはずだ!」という私のあきらめ切れない気持ちから、そして「うっとうしさ」は親やその友達のおばちゃんやらが間に入ってくる面倒くささから。

※今後どうするか※
この話を進めると→1.すごく興味ぶかい人で是非もう少しお付き合いを!!と私が望むようになる。
         2.ああ、ちょっと違いますね、もう会いませんとなる。
         3.結婚は違うけど、飲み友達になるw。
         4.何もなくフェイドアウト

この話を進めないと→1.このまま年老い寂しい老後。
          2.経済的、年齢的、家庭環境的に切羽詰ってつべこべ言わずにしなければならなくなり「婚活」。
          3.誰か他の人と出会って一緒に住む。
          4.未婚友達や未婚の人ネットワークに入って助け合う。 
          5.自分でお金をためて不安の無い老後。 

と、いうことで、「この話は進めつつ、出会いの為に何かの習い事などに参加し、なおかつ収入アップの為に資格試験の勉強をする」というのが現在の最善策のようですな。
「お金も地位もない」(←重要!!)未婚で子供のいない女の人がそれなりに満足して過ごしている老後という例をあまり見聞きしないからね…。あるんだろうけども。
こんなのはあるけども。http://www.h2.dion.ne.jp/%7Etamaniwa/30top.html

田舎から都会に出てきて32歳で一人で住んでいる独身女が夜中にこんな文章をブログにアップしている図ってのがまた、なんともさえないなぁ。

風呂でも入ろ。