事件への視点

ぴょんこさんの日記の視点にはっ!としたので、承諾を得て転載させていただく。

s容疑者は2つの殺人を犯した。
報道は、「育児放棄・男の影」と伝える。
母親は育児放棄、では父親は?
離婚した父親はどうしていた?
母親が、実の父の入院・介護、生活苦があれば、
父親が子どもを引き取ることだってできたはずだ。
子どもを育てる能力がない母親に子どもを渡して、その後どのような状態で育てていたか無関心でいるということを許す社会はどうなんだ?
こういう報道に女性の目はないのかなと思う。
育児放棄っていうけれど、それは父親だって同じじゃないか。
監護する権利の問題ではなくて、義務の問題があるはずだ。
この手のケースでは、児童相談所より、父親が責められるべきなんじゃないか、と私はいつも思うのだけれど。

汚れた服を着せていた、カップラーメンを食べさせていた、
みんなそんな証言をしています。
自分1人じゃ育てられないって、サインだしてる。

「父親への言及のなさ」と「自分一人じゃ育てられないってサイン」・・・そうなんですね。汚れた服を着てカップラーメンを一人でかじっている女児を見たとき、母親一人の責任を責める視点からさらに一歩踏み込み、理解しサポートしようとする周囲の存在が必要なのですね。そして私自身がそういう周囲の一部になるべき。ぴょんこさんありがとう。