■

母校の女子大学で南大阪をテーマにした講義が開講されており、個人的な楽しみでノートも取らずにぼんやり聴講しているのですが、その中で先日紹介されていた難波利三の『てんのじ村』を近くの図書館で借りました（大学図書館には無い！）。今日、天王寺に映画を見に行くときに行きの電車の中で途中まで読み（ニカちゃんが浮浪者になって戻ってきているのを美術館前で発見したあたり）、新今宮で降りて映画が始まるまで時間があったので、たしかこっちの方だったなぁ、病院の近く･･･と思いながら「てんのじ村（山王町）」方面に向かってふらふら歩いていくと、突然「てんのじ村の記念碑」に行き当たりました。まさに今、頭の中にある世界が現実に目の前に現れてきて、非常に感慨深かったです。じ〜ん。本の中ではこの碑の前で残った芸人達が集まっていると、ニカちゃん発見の知らせが入るんですよ。
ちなみに「マル秘･･･」で芹明香がお客に声かけてたガード下や、「ビリケン」で原田芳雄が酔っ払ってくだまいてた階段も歩き、ちょっとしたロケ地巡りのようでした。