以下はどこかの大学の先生(おそらく)がブログで書いておられた日記の文章に、久々にはっ!とするものを感じたので引用させて頂いたものです。こういうときにはトラックバックというものをしなければいけないのでしょうが・・・やり方がわかりません・・・。出典はこちら⇒http://d.hatena.ne.jp/Shigeki/20060309

人はどのようにして歴史をつかむことができるか。そのためにはプロセスが必要だと孫歌さんはいう。彼女は言葉の力のみによって時代を代表しうる人間を「知識人」と呼ぶ。しかしどの知識人がある時代を代表していると言えるだろうか。ある人がAという知識人がBという時代を代表していると主張したとする。なぜそういえるのかという批判はたやすい。しかしながら、Aでないとすれば、誰が代表しているかを言うのはずっと難しい。結局、人はある人を選び、その人の言葉を通じて時代と切り結ぶしかない。そういうプロセスを経ることによってしか、人は時代と出会うことはできない。そういうようなことを話されたと思う。

知の営みは、自らの「内在的な他者」の確立によってのみ可能だという孫歌さんの言葉を重く受け止めたい。

私の中の内在的な他者の人々は・・・。