夜這いの民俗学・夜這いの性愛論感心しながら、時折笑いながら読んでます。倫理観なんぞたやすく変化するのですな。これはある意味理想的な世界観。前に聞いたおばあちゃんの話を思い出します。http://d.hatena.ne.jp/kawabata/20050522
昨日先輩たちの修論の発表会がありました。一年後には自分があそこに…。ひ〜ッと思い、少し気を引き締めたあたくし。去年、すなわち2005年の一年間は自信を持って言えます「あたし、何もしていなかったんだよ!!」と。楽しい一年間だったのですよ。お友達とも遊んだし、旅行にも行ったし、趣味も充実してたし。でも、その修士論文につながる作業はまったくでした。とりあえずやらねばと、あわててインタビューテープを文字起こしし始めているのですが、自分の話し方のへたくそさに、とほほ、となりながらの作業です。なんなんだあの倒置法的話し方は。例えばこんなです。「うん、なんか、景品がもらえるらしいですよ、出たら、一番になると。景品と、あと図書券がもらえる。」こういう、とつとつとした話し方。流暢に話せる人達が羨ましい…。とか書いてたら、ちょうど内田先生がこんなことを。

母国語を話していながら、「次の単語」が出てこない人間、階層構造をもった複文が作れない人間はどのような知的創造ともついに無縁である他ない。」

ありゃりゃ。http://blog.tatsuru.com/(2月3日の日記)ちてきそうぞうとむえ〜ん!
息抜きに去年の末にあった三線教室発表会のときのビデオを見てみる。その中に女の子のピアノの伴奏で青年が一人で歌うがある。曲は「すろうらいふ」。彼らは三線教室の息子さんD君とその奥さんSちゃんで、この歌は音大出身のSちゃんが作詞作曲しています。私はこのD君の声に惚れこんでいて、この歌も聞いていると涙がにじみます。今まで触れた多くの人の歌声の中でも彼の声は最上級です。うむ、多くの人に聞いて欲しい。いつかフォーク部に来てもらえないだろうかなぁ、と想像をめぐらす。