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私を小原庄助と呼んでくださいまし。もっともだ〜もっともだ。はい、三本無料の二本目。去年あたり良い作品と話題になっていたので見てみる。冒頭、ジョゼと一緒に過ごした日々の回想シーンから始まっていたので、なんとなく最後ジョゼが死んじゃって終わるんじゃないのかなぁ、そういうの好きじゃないんだよなぁと思いながら見ていたけど、そうじゃなくてほっとした。別れた後、いつもおぶってもらったり乳母車に入れられたりしていたジョゼが電動車椅子で坂道をグングン進む後姿のシーンが好き。可愛い女の子が低い声でおっさん臭い関西弁を話すそのギャップも好き。妻不木はもっと軽くて短気で女にだらしない徹底的にどうしようもない男の役をやってみて欲しい。爽やかな役よりもきっとはまる。人をちょっと見下げながら笑う笑い方とか上手そうだもの。上野樹里の「見学」に来ました、というセリフが見ている人を何とも嫌な気分にさせるうまい使い方。
台風来るんかなぁ。いつもこの辺りは「来るよ、直撃だよ」といわれながらたいしたこと無いのだが。