びわびわ

妹ビワ子の誕生日です。枇杷のなる頃に生まれたあなた。おめでとう22歳、早いなぁ。
小学校の時、朗読される物語を聞くのは苦痛だったのですよ。先生や、朗読テープとかが話すときの「間」が嫌いで。やたらと「間」を取りながらゆっくりと話すでしょう?あれをジッと聞かなければいけない状況にイライラしてたのです。自分で目で読んだ方が早いのになんで?と思ってた。内容も既に教科書で読んでいる物語とか、昔話とかで、興味を惹かれないものが多かったし。
でも、この前、寮の友達の部屋で皆でうだうだと話をしているときにたまたま友達が持ってきていてた本の一部分を読んでくれた。その本のおもしろかった箇所を紹介する為にね。そしたら、それが本当におもしろかったわけですよ。皆で「へ〜」とか「スゲー」「でもそれはさぁ・・・。」とか言って笑いながら、突っ込みながら聞くのが。自分で読むのとは違うんです。きっと自分で黙読していたらそのまま通り過ぎる場所ですが、そうやってみんなの前に晒すと話が発展しておもしろいんですわ。その人がさらりと上手に読んでくれたという事もあるし、内容も知らなかったことでおもしろかったし。(確か金田一春彦が書いた日本語についての本だった。)こういうのを時々やると楽しいかもなぁ。それぞれが持ち寄ってさ。しかし、詩の朗読のおもしろさは、今だにわからずにいます・・・。