誕生日おめでとう!!

おめでとう、私!!
この一年も楽しめますように。
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ここ数日のことについて1

まず金曜日の夜、去年から気になっていた「DIALOG IN THE DARK」に参加してきました。http://www.dialoginthedark.com/
いろんな人に声をかけたのに、参加費が高いということもあって(5,000円〜)みんなの反応がぱっとしないので、結局一人で参加。結論から言うと、
「期待しすぎた。」
いや、面白くなかったわけではなくて、良くなかったわけでもなく、ただ
「期待しすぎた。」
だって、すごいのを想像したわけですよ。ホームページとか、他の人のブログとか読むと、「人生観が変わる!」とか、「暗闇で五感が研ぎ澄まされる!!」とかいろいろ書いてあるから、もうね、参加した後は、相当なことになっちゃうんだろうと。世の中がキラッキラして見えちゃうんだろうと。一緒に参加した人たちとは、初対面なのに飲み仲間なんかになっちゃうんだろうと。
この妄想が良くなかったね。もっとさらりと参加すればよかったのにね。

実際、面白い体験だったのよ。初めての感覚がたくさん。
まず、会場は漆黒の闇。非常灯などもついてなくてまったくの暗闇。そんな中でも目は一生懸命に見よう見ようとするから、目がとても疲れた。
あと、誰かの体の存在がとてもありがたい。だれかの肩にさわって進んだり、手をつないで導いてもらったりするととても助かる。そうやって暗闇の中ではお互いの体にさわったり、手をつなぎあったりするのが普通だったのに、終わってほんの少し明かりのある薄暗い部屋に戻ると、もうそれはできない。個人的距離(パーソナルスペースというのかしら)、が視覚レベルに戻る。
それから、触覚と聴覚でその場の位置関係を少しずつ把握して頭の中に地図を作っていくという体験も生まれて初めてだった。擬似的に作られている誰かが住んでいる和室に上がって、周囲のものに触れながら、「テレビの前にちゃぶ台、その上に果物。後ろにふすま、その中に座布団、壁があって、本棚に本、棚に服、健康器具…」と、順番に触っていくとだんだん頭の中で地図ができて動けるようになってくる。
他にも、聴覚か触覚で確認しないとお互いが何をしているか、何を持っているかもわからない。だからBarで飲み物を飲んで、おつまみを食べる場面ではみんな同じものを食べていると思い込んでいたのに、実は違うものを食べていたことに言われてから気がついてみんなでびっくりした。
最後に、私たちを終始優しい声で導いてくれた案内役の人(全盲の人)に対しての私の意識。闇の中ではものすごく頼もしい道案内だったのに、終わってから明るいところに出たら「目の見えない人」という認識にチェンジした。

このように、参加したから感じたことはたくさんありました。一緒に参加してた人ともその後で飲んで話すことができて、それも面白かったんだけど、

・・・「期待しすぎてた!!」
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この数日のこと2
映画を見ました。「女の子物語」と「色即ぜねれえしょん」http://shikisoku.jp/indexp.htmlの二本立て。一本目の「女の子物語」…首をかしげるところがたくさんあって途中で見るのがつらくなった。でも、二本目の「色即ぜねれえしょん」がとっても良かった!!出演者がいい。俳優じゃないのに出演者の演技がすごく好き。ストーリーもすっきりと納得できる仕上がり。面白かった☆☆☆
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ここ数日のこと3
月島でもんじゃ焼き&谷中で猫。
ここも行きたいと思いながらも行った事のなかった場所2箇所。しかし、もんじゃ焼きは高すぎるなぁ!!なんと1450円!!たしかに「スペシャル」ってのを頼んだからなんだけど、庶民の食べ物、大阪のお好み焼きやたこ焼きのつもりで行ったからびっくりした。たぶん観光地で食べたからなんだよな。本当はもっともっと安いはず。


「もんじゃストリート」と呼ばれている場所はちぐはぐで奇妙な感じ。

通りは綺麗に直されてつるーんとして歩きやすい、味気の無い道。この通りに面している店の入り口部分だけが綺麗にされていて、二階部分とか、歩きながら見える路地の風景なんかは古くて狭くて味がある。この路地部分にはうっとりした。ちぐはぐ感が惜しいけど、その変な感じが今っぽいんだろうな。今度ゆっくりと歩きたい。



あと、谷中が猫通りだと聞いて行ってみたけど、そうでもなかった。

そんなこんなで、また年をひとつとった。