久しぶりに実家にしばらく滞在していて、嫌になるのが物の多さ。台所も、客間も、居間も、元子供部屋も物が占領している。当然ながら私の物も沢山有る。しかしなんでこんなに物が多いのかな。30数年も住めばそれだけ物が増えるのは当たり前だし、最近の家に比べれば元々備わっている収納場所も少ないんだけど、でも逆にいえばこの家が設計された当時、一般的な家庭はそれだけの収納場所でおさまるだけの物しか持ってなかったとも言えるのでは、と靴の溢れる玄関を見ながら思いました。役に立つはずの物の多さに制限されて行動できない、細々した物の溢れる様子を見てやる気がそがれるなんていうのは本末転倒です。帰国前、上海近くの町の友達の家に遊びに行きましたが、その家の物に翻弄されない「人が物を使う」様子が機能的で気持ち良いなぁ、と感じたのを思い出します。でも捨てるとなると、勿体無いのよね…(-_-;)。