ビザと夏祭り

今日は駅前の旅行社で飛行機チケットを買ってから、ちびこちゃんと萩ノ茶屋で待ち合わせて釜ヶ崎の夏祭り&四天王寺の万灯供養へ。


チケットと一緒にビザの手配も頼んだのだけれど、5000円のビザ代に手数料が8000円もかかるというので、直接中国領事館に行って個人で申請することも可能かしら?と尋ねると(観光ビザの個人申請は受け付けていないと実は知っていたのだけど。)領事館前にある安い代行会社*1を教えてくれた。ありがとうHISの人。
しかし、それにしても面倒だ。ビザ。今回の一年は留学でもなく、就職でもなく、観光でもないという本当にあいまいな、グレーな身分での渡航なのでビザの申請ひとつにしてもスムーズにいかずストレスがたまる。もう、めんどくさーい!!はぁ。明日朝から領事館に行こうかね。


夏祭り。やはり独特の雰囲気漂う公園&その周辺。あまり見かけなくなったのら犬もフラフラ。公園の中には色々な屋台に混じって浴衣姿の若い女子たちがよく冷えたおいしいそうめんを売っていました。(本当に美味しかった!)ステージの上ではフォーク、ブルース、レゲエ、演歌などを歌う人が次々と。みんな結構オリジナル曲を歌っていたので、もっとここにいる人々みんなが知ってる歌を歌った方が楽しめるのになぁ…と思いながら聞いてました。そんな中「ヨイトマケの歌」を若い女性シンガーが歌い始めると、私たちの近くにいたおじさん(パイナップルをご馳走になってしまった…。)は納得いかない様子で野次を飛ばし始める。下手なので三輪明宏に失礼なのだそうです。選曲難しい。でも、それを聞いて喜んでいる人たちも沢山いましたし、彼女に握手を求めている人もいました。演歌の女性は、後ろで控えている時の姿が、板についた着物姿で期待したのですが、声があまり通らず(マイクのせいか?)残念。時間が過ぎるにつれて人々が増え、20時からの盆踊りの頃には公園中に人が溢れてました。やぐらを何重にも囲んで踊る人々に紛れ、我々もしばらく踊りました。この夏初の祭りでした。
公園の周囲には自転車がずらりと停めてあります。その荷台は大きく改造されたものが多く見られます。屋台の食べ物飲み物を安いなぁと思いながらゴクゴクパクパクする自分に、なんだかなぁ…という思いも。結局は物珍しさ、好奇心なんだよなぁ…私はよ・・・という居心地の悪さ。


四天王寺は駅から続く参道にも提灯が出ていていい雰囲気。寺に着く前から線香の香りも漂ってきます。境内には一万本とも言われるローソクがともされ、なんとも幻想的な雰囲気。お坊さんを先頭に人々が群れになって伽藍の周りをゆっくりと祈りながら回ります。オレンジ色にゆれるローソクの炎は、いつまでもぼんやりと眺めていたくなります。

*1:でも、行ってみたら同じ値段だったし中国人向けの店のようでした。