無粋

前

S氏と共に新谷英子さんの舞台を見に行く。会場に着いてN嬢発見。舞台は沖縄出身の大学三年生の女の子が、卒論のテーマに「沖縄から日本が見える」というのを選び、大正の沖縄料理店に調査に行くというもの。新谷さんの熱演にN嬢は涙ボロボロだったが、脚本、演出の詰めがもう一つで惜しい。それに加えて進行が雰囲気を壊していたね。まず市長を含め偉い人3人の挨拶に続き、他の市町村からの来賓の紹介。「ただ今より来賓の紹介に移りますが、拍手は最後にまとめてお願いいたします。」とのアナウンスが入る。周囲苦笑。ん〜センスない。そういうのを「もうやめます!」って言うのが難しいのはわかる。いままで続けてきてるからね。付き合いもあるのよね。下の人が言っても上の直しが入るのよね。でも、でも、みんなそんなの見に来てないのよ。和泉市の若手職員さん、こそっと教えてあげて。挨拶してる偉い人の目の前で新聞ばっさー広げて読んでるおっちゃんがいたからね。無言の抵抗?
辺野古の基地建設反対の署名をやってる人達がいるけれども、もっと根本的な問題を考えないといけないのでは?そこで建設できなかったら他の場所に移してその場所でも建設反対運動が起こる。そもそも日本に作らなければいけないという問題について問うべきなのでは?」とS氏。確かに。でも、その大きな問題は時間がかかるっしょ?そうしてるうちにそこの場所で工事が始まるでしょ。とりあえずは、まずそれをストップさせる為に反対意見を表さないといかんのではないかいな?