慣れ

家の近くに大きな病院があり、そこは身体障害者のリハビリセンターも併設しているので、近所で身障者を見かけることがとても多い。こちらに住み始めた当初、彼等に出会度に車椅子の姿を意識していたが、郵便局で、スーパーで、コンビニで、日常生活のそこここで見かけるようになり珍しくなくなると同時に日常の風景となっていった。コンビニのお兄さんも、郵便局の窓口のおばちゃんも、スーパーレジのお姉さんも、ドアを開閉したり、高いところの品物を取ったり、品物を車椅子の後のポケットに入れたり普通に行なっている。それが普通の風景。彼等も毎日接する大切なお客の一人だから。どんどん外に出て行けばいいのだ。みんなで。日常生活になってしまえば良いんだ。・・・それが出来る状況ならばとっくにやってるって?